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19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?

拙著の刊行記念イベントが開催されます。詳細は以下の通りです。 どうぞよろしくお願いします。 増田展大『科学者の網膜』出版記念トーク 「19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?」 佐藤守弘×門林岳史×増田展大 日時 2017年5月13日(土)16:00スター…

『科学者の網膜』関連動画

拙著は写真を中心としていますが、いくつかの初期映画にも触れています。それ以外に珍しい技術も多いため、現在上がっている関連動画を以下にまとめました。 序論 『カドール岩の謎』(レオンス・ペレ、1913) *本書で分析した「映画治療」の場面は、23分頃…

青弓社の視覚文化叢書シリーズから、以下の拙著が出版されます。 視覚文化叢書 5 科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論:1880−1910 増田 展大 著19世紀末から20世紀初頭のフランスで、名もなき人々の身体を測定するために写真を中心とする映像技術を駆使した…

今週末に開催される研究会のお知らせを頂いたので掲載します。 いつもとは切り口の異なるテーマですが、中国からのゲストも迎えて大変楽しみな内容です。 「妖怪VSゾンビ −−人間ならざるモノとのコミュニケーションにおける表象」【日時・場所】 2017年2月11…

急になりますが、1月21日(土)に開催される講演会のお知らせです。 メディア、バイオ・アートに続いて今回は「スペース(宇宙)」をトピックとして、 『知覚の正体』の著者である古賀一男さんにお話を伺います。 知覚の正体---どこまでが知覚でどこからが創…

インターネットアートの作家、渡邉朋也さんの個展に企画協力として参加しました。 関連イベントも大変楽しみです。 渡邉朋也個展「信頼と実績」 期間:2017年1月7日〜1月29日 場所:ARTZONE URL:http://artzone.jp/ 作家経歴 渡邉 朋也 WATANABE Tomoya 198…

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。旧年中は他の領域の方々とも交流させて頂く機会が増え、どうもありがとうございました。ここは本当にぼちぼちと更新しているのですが、ひとまず昨年の仕事をまとめました。本年も少しず…

私が参加している科研費の研究グループで、昨年度の報告書のようなものを作成しました。今回、私はおもにデザインなどにかかわっただけなのですが、以下に目次を掲載します。冊子の送付希望の方はご連絡ください。 Contents 1. Introduction 『Poi』創刊によ…

ソウルで開催された国際美学会で「19世紀における重力と映像」と題した発表を終えました。 最近の宇宙映画や特殊効果に顕著な重力からの解放、またはデジタル機器による方向感覚の喪失が、光学玩具の時代から映像技術と観客に本来的に備わっている特性や欲望…

ある研究会で話題になったデジタル化以降の写真論。具体的な内容とマッピングはこちらの論文を参照するとして、2010年代前後のデジタル写真論には監視や認証、測定や医療といった個別の観点からアプローチするのがいいかもしれないということに。 まず、第二…

先の研究会ではサルターさんの作品(たとえばこちら)を起点としつつ、感性人類学にはじまり科学史や政治経済にいたるまで、濃密な議論が展開しました。 諸感覚のモダリティが、最新のテクノロジーやデヴァイスによって切り詰められている現状にあって、その…

急な告知となりますが、今週末に以下の研究会が開催されます。 メディアアーティストのクリス・サルターさんをお迎えします。ポスター[pdf] サルターさんのお仕事はこちらから。 グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性 公開研究会vol.…

以下の研究会を開催します。 昨年の脳科学/メディアアートに続き、今年は生命科学/バイオアートがテーマです。 第一線で活躍されるアーティストを講師にお呼びして、貴重なお話を聞ける機会だと思います。 是非、ご参加ください。 グローバル・アート・イ…

新年あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 昨年は以下のものを発表しました。 諸々関心が散逸しているようにも思えますが。。 今年はまとまったかたちで発表できるよういっそう精進…

今月は以下の会に登壇させて頂きます。 二回目の参加ですが、今回はさらなる異分野交流になりそうで楽しみです。 詳細はこちらから。 シンポジウム「わざ継承の歴史と現在──身体・記譜・共同体」 本シンポジウムでは、伝統芸能、ダンス、スポーツなど、様々…

今月末、以下の会に登壇させて頂きます。 詳細や申込はコチラから。FBでも更新されています。 私のお話は、スキャナやプリンタも写真(論)のうちで考えてみよう、という内容になる予定です。 「写真(をめぐる)言説 - PARADIGM SHIFT - 」というタイトルの…

第58回文化社会学研究会「映像メディアの考古学」 日時:7/25(土) 第一部:「幻燈展」見学会 集合場所:早稲田大学演劇博物館(本館入口前にお集まりください) 集合時間:12:30 12:45分ごろから展示見学をガイド付きで、1時間程度の予定です。 第二部:…

【再掲】今月末に開催される研究会のお知らせです。 どうぞよろしくお願いします。

今週末に開催される研究会のお知らせです。 記号学会分科会「運ぶ」ものとしてのヴィークル概念 第3回研究会「ヴィークルと現代の芸術」 日時:2015年7月12日13:00〜 場所:京都大学(吉田キャンパス) 文学部新館第6講義室 【研究発表】 伊藤京平(立命館大学)…

第58回文化社会学研究会「映像メディアの考古学」 日時:7/25(土) 第一部:「幻燈展」見学会 集合場所:早稲田大学演劇博物館(本館入口前にお集まりください) 集合時間:12:30 12:45分ごろから展示見学をガイド付きで、1時間程度の予定です。 第二部:…

今月末に開催される研究会のお知らせです。

Les Presses du réelのニューズレター情報より Exhibited Cinema – Exhibiting artists’ films, video art and moving image Le sujet digital À perte de vue – Les nouveaux paradigmes du visuel Penser l’image Volume 2 – Anthropologies du visuel Fri…

「グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性」研究会vol. 1

感性計測技法= アートの現在と未来 脳工学/ニューロアート、コンピュータテクノロジー/メディアアート ⚫︎講師: 森公一(同志社女子大学教授:メディアアート) 精山明敏(京都大学教授:医学・脳科学) ⚫︎司会: 前川修(神戸大学:美学・視覚文化論) ⚫︎…

第9回神戸大学芸術学研究会/日本記号学会分科会「運ぶものとしてのヴィークル概念」第2回研究会

Still/ Motion ⚫︎日時・場所 時間:2015年1月31日(土)13時~18時(聴講無料・来聴自由) 場所:神戸大学 文学部B棟1階 132号教室(視聴覚室) 主催:神戸大学芸術学研究会、日本記号学会⚫︎主旨 イメージを「静止」と「運動」という側面から考えてみよう。…

以下、二つの研究会に登壇します。どうぞよろしくお願いします。

Pierre Cassou-Noguès / Lire le cerveau: Neuro/science/fiction Pierre Cassou-Noguès / Les rêves cybernétiques de Norbert Wiener Pierre Cassou-Noguès / La mélodie du tic-tac et autres bonnes raisons de perdre son tempsStéphane Vial / L'être …

その3

少し遅くなりましたが、早稲田大学映画学研究会の雑誌『映画学』27号に書評文を書かせて頂きました。 他の論文や特集など、大変興味深い内容になっていますので以下、目次をあげておきます。 ・論文 大内啓輔「リヴェット的反復――『セリーヌとジュリーは舟で…

その2

5月17日、以下のトークショーを三条、MediaShopにて開催します。 『マンガと映画 コマと時間の理論』の著者、三輪健太朗さんをお招きし、様々な分野の方に登壇して頂く予定です。どうぞよろしくお願いします。 三輪健太朗著『マンガと映画 コマと時間の理論…

告知その1

以下に登壇させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。 KG+ | Stephon Russel, COMMON GROUND写真家ステファン・ラッセルさんの展覧会「COMMON GROUND」のオープニングで「BOXHEAD」シリーズを巡って佐藤守弘さんとトーク・イヴェントを行います。 5月10…

来週、神戸大学芸術学研究会が開かれます。是非ご参加ください。 詳細はコチラからどうぞ。 第八回神戸大学芸術学研究会「折り重なるメディア」 日時・場所 時間:2014年1月11日(土)14時~ (聴講無料・来聴自由) 場所:神戸大学 文学部A棟1階 学生ホール…

ドイツの生理学者エヴァルト・ヘリングは1876年の論文で、私たちの日常生活の意識的な記憶と獲得形質の遺伝を通じて伝達される「系統発生的な記憶」とのあいだに、緊密な結びつきがあることを示唆していたそうである。 Über das Gedächtnis als eine allgeme…

Georges Didi-Huberman, L'album de l'art à l'époque du musée imaginaire Georges Didi-Huberman, Quelle émotion ! Quelle émotion ? Catherine Bouchara, Charcot : Une vie avec l'image Rae Beth Gordon, De Charcot à Charlot : Mises en scène du co…

トム・ガニング、「変容するイメージ――変身と運動におけるアニメーションのルーツ」 in. Pervasive Animation, ed. Suanne Buchan, AFI Film Studies, 2013「あらゆる映画はアニメーションであった」というマノヴィッチの論争的な主張と、昨今のアニメーショ…

ゴードロー、デュラックらによる初期映画論集が昨年出版されていた。A Companion to Early Cinema作者: André Gaudreault,Nicolas Dulac,Santiago Hidalgo出版社/メーカー: Wiley-Blackwell発売日: 2012/07/02メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを…

美学芸術学論集第9号が刊行されました。 近日中にDL可能になるはずですが(なりました!)、送付希望の方はご連絡頂ければお送りします。 特集「身体と同一性」の序文を書かせてもらいました。視聴覚文化論からヴァナキュラー写真論まで、今年も興味深い論…

11月末から一週間、Mechademia 3rdConferenceに参加するため韓国を訪れた。久しぶりに備忘録。 ボチボチ続けてきたアニメーション研究について最近は頻繁に発表する機会を頂いたが、ひとまずの締めくくりがジャパノロジー研究で有名なこの学会での発表となっ…

神戸大学芸術学研究会の告知です。 11月24日に開催される本年の研究会では、「身体と同一性」というテーマのもと、東京から橋本一径先生、京都から佐藤守弘先生をお呼びすることになりました。 ※発表タイトルを追加しました。【チラシpdfのダウンロード】是…

神戸大学芸術学研究室紀要の最新号が刊行されました。 第八号の特集は「脳/美学」というタイトルです。これまでで一番の頁数もさることながら、寄稿者の皆様のおかげで内容も大変おもしろいものになっています。近日中にはダウンロード可能になるかと思いま…

『言説、形象』の翻訳もあり、フィギュール論の変遷を追いかける。 Philippe Duboisも紹介していたように、リオタールからの映画論的応用や形象分析、美術史やニューメディア論との交差といった90年代以降の流れがあったように思うのだが、最近はどうなのだ…

Thomas Demand展へ、生デマンドから真摯な制作方法を聴くことができた。 被写体を構成する紙の質感、煌めくディアセック加工、観者を映し込む巨大なフォーマット。これらの特徴によって、有機物を再構成した被写体は、CG映像のデジタル画面を想起させる無機…

先日、ycam山口情報芸術センターへメディアアートの作品を見に行った。 視線を通じて世界と繋がる。― 視線入力技術 LabACT vol.2 「Eye-Tracking Informatics〜視線のモルフォロジー」 日付/時間 :2011-12-04(日)-2012-03-25(日)11:00-17:00 http://www.…

今週末はこちらへ。 公開研究会「マンガ芸術論」 『美術フォーラム21』の特集号をめぐって本研究会は、『美術フォーラム21』24号の特集「漫画とマンガ、そして芸術」(2011年11月刊行)を手がかりに、従来隔たりがあった「マンガ」研究と「芸術」研究を交差…

モバイルメディアを転換点として捉え、iphoneアプリもたくさん製作されているメディア作家の赤松正行さんのお話を聞きにこちらへ。 前回の研究会が物語や表象レヴェルにおけるマクロなレヴェルでのタイムマシン論であったとすれば、今回はモバイルメディアの…

今月末の土曜日、以下の研究会に企画・司会で参加させて頂きます。 東西から8人もの研究者が集まります。是非、足をお運びください。 簡単なサイトも作りましたので、詳しくはコチラ。 映画=表象の政治性 場所:立命館大学(衣笠キャンパス)創思館401-402…

あけましておめでとうございます。 フランスで活躍する写真家の水島優さんの個展が神戸で開かれます。併せて、唄邦弘さんとトークショーも開催とのこと。 「水島優 展 影の肖像」 会期: 2012年1月10日(火)-1月21日(土) 11:00-19:00(水曜日定休) 関連企画:1 …

展覧会は結局、民族博物館とユダヤ博物館、中央文書館の3つを訪れた。 1、ケ・ブランリーでのInvention du sauvageは、人類学博物館が植民地支配とそのスペクタクル化をみずから振り返った展覧会。万博や縁日で「未開人」や「奇形」を見せ物にした写真やポ…

遠征しての発表、なんとか無事終了しました。 ひとりで何だか場違いな映像を流していましたが、重たい空気の会場が少しでも笑ったときに初期アニメの「多幸的な世界」というのが広がっていたような気もした。宮崎アニメを教訓として読むつもりは一切ないが、…

明日になったので、再掲です。よろしくお願いします。 第6回神戸大学芸術学研究会「脳/美学―脳科学のイメージ(論)」 日時 時間:2011年11月19日(土)13時~ (聴講無料・来聴自由) 場所:神戸大学 文学部A棟1階 学生ホール【会場案内】 主催:神戸大学…

身体表象の異なる系譜として、アニメーション史を辿る。ジブリ論が出発点に。映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)作者: 長谷正人出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2010/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (22件) を見る…

10月16日美学会で発表させてもらう。既に書かれてもいるが、被災地では少しだけ写真洗浄のお手伝いをさせて頂くこともできた。 強烈な臭気に襲われながら、アルバムから写真をひたすら剥がしていく作業。頑丈な古写真や白黒写真に比して、カラーは被写体が同…