写真の哲学のために ヴィレム・フルッサー

箇条書きで失敬。写真の哲学のために―テクノロジーとヴィジュアルカルチャー

写真を情報化の第三段階として捉える視点。
伝統的画像→テクスト→テクノ画像
ここでは、画像を補うテクストを補うテクノ画像。
(記事が挿絵を説明していたのに代わり、写真が記事を図解するという転倒)
テクストが画像を説明するのでなく、画像を強化する。視覚化。


「言説」―4、送り手が情報を空間へと放散する。
そこには大衆化が付随する。物ではなく情報に価値が転倒する。
科学―政治―商業―芸術というコード化のプロセスを被る。


室井さんの解説文で、何かすっきりした。
回顧的な近代の議論だけでなく、画像の情報化に際した一種の揺らぎを当時の資料から見出すこと。