新宿は異国のよう。

nobu01252007-07-19

月火水と東京へ。

初日は、印刷博物館へ行く。凸版印刷が民博とおなじデザイナーと建てた(本社ビル1F)博物館は立派なもので、西洋と東洋を問わずに文字印刷の歴史から細かな解説まで、文字と媒体がずらりと並べられていて、おもしろかった。
http://www.printing-museum.org/


お目当ての雑誌は、一橋大学の図書館に山ほどあった。
“La Vie au grand Air”という19世紀末から20世紀初頭のスポーツ雑誌。当時興隆していた娯楽としてのスポーツが、どのように写真におさめられているのか。主な記事は、
1、自転車・バイク・自動車のレースや見本市
2、陸上・ラグビー・格闘技・サッカー・ゴルフ
3、登山、水泳や飛び込み、1910年前後からは飛行船・飛行機(航空)写真も。
1の乗り物写真記事では瞬間や速度が表象され、2では身体を特化したクローズアップ写真、全体と部分、3では空間表象を見ていくことができそう。1913年にはクロノフォトグラフが大々的に特集されている。もちろんレイアウトにも変化がある。格闘技は当時だいぶ流行したようで、たくさんのマッチョな人がポーズを決めている。

Le Monde IllustreやMiroir de Sportもあった。時間が足らず、もう一度行く必要が…