nobu01252007-10-12

美学会での発表終わり。
貴重な意見をいろいろ頂き、どうもありがとうございました。
まだまだ詰めが甘く、言葉が必要。記事の言葉はもちろん、語る言葉が要ると痛感した。自分が扱っている素材を「死」という観点を軸に組み合わせられないかと考えているけれど、大枠以前にまだまだ甘い部分が多い。「内面」という言葉よりも、「演劇的」のほうが収まりが良い気もする。章のつながりも未解決。さらに、修論ではあと一章増やすにどこからもってくるか。外へ外へと広げても意味がない気もするし、最後まで意味論的に収めることには抵抗があって、横ではなく縦に切るような問題設定が欲しい。詰めに詰めることができたら、今度は隙間も欲しい。

現地でお世話になった方々、どうもありがとうございました。多くの発表を拝見し、お話を拝聴することができ、勉強になりました。
北海道は日本酒と魚がおいしかった。が、酒と生モノで味覚も胃腸も機能せず、帰りに食った塩ラーメンはギリギリだった。どうもお疲れさまでした。



死と歴史―西欧中世から現代へ

死と歴史―西欧中世から現代へ

死を前にした人間

死を前にした人間