大衆文化といえば、途中、抜け出して、もうひとつ同時に行われていた「芸術と社会」のコロックへ。こちらはT.J.クラークが司会を務め、仏・独・米の絵画論の著者などが集うようだが、僕が行ったのは、「1930年代のニューヨーク、リアリズム、モダニズム、左翼の政治学」というもの。予備知識が乏しく、突然英語に変わったためほとんどわからなかったが、Stewert DavisとMayer Schapiroの作品を手際よく分析して、その社会・政治的性格をあぶりだすような発表だった。明日にはラトゥールの名もあるので、こちらはゆっくり聞こう。
http://www.inha.fr/spip.php?article2840