途中、抜け出してウェルカム・コレクションへ。

常設展だけだが、こじんまりとまとまった良い展示で、現代の医学とウェルカム卿の人類学・医学コレクションに分かれている。
知らずに行ったのだが、この19世紀末の奇人、Henry Wellcomeの経歴もおもしろい。http://en.wikipedia.org/wiki/Henry_Wellcome
薬学の実業家となっているが、世界各地の医学用具、民俗学写真から、(デス)マスク、人工装具などを集め、航空写真にも出資するなど、幅広い蒐集家。とくに義手・義足のコレクションに惹かれる。この時代の蒐集癖についても調べてみたい。本屋も、テーマ別に充実していて長居してしまう。常設では来月から『皮膚』展とのことで、以下の本を買う。