「脳/美学―脳科学のイメージ(論)」

昨年のゲーム研究会に引き続き、神戸大学芸術学研究会が来月に開催されます。

研究フォーラム「脳/美学―脳科学のイメージ(論)」
「脳の10年」とも呼ばれた1990年代以降、脳科学は「心」のメカニズムにかんして次々と新しい発見をもたらしている。その成果はいわゆる自然科学の領域を超えて、人文学の領域にも少なからず影響を与えてきた。それは美学・芸術学とて例外ではない。「神経系美学」と呼ばれる分野は、脳科学を積極的に応用しながら美学を鍛えなおす新たな可能性を提示している。
 しかし、視覚イメージの認知や生成の過程を明らかにしようとするこうした試みは、その方法自体が脳をイメージ化する技術と脳=イメージの読解に基づいているということをしばしば忘れているようにも思われる。本研究会では、脳科学のイメージ(論)に光を当てながら、脳科学がイメージ論において持ちうる可能性について議論する。

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