今月末の土曜日、以下の研究会に企画・司会で参加させて頂きます。
東西から8人もの研究者が集まります。是非、足をお運びください。
簡単なサイトも作りましたので、詳しくはコチラ

映画=表象の政治性

  • 場所:立命館大学衣笠キャンパス)創思館401-402
  • 日時:2012年1月28日土曜日
  • 主催:早稲田大学演劇映像学連携研究拠点「日本映画における<国家>の表象と文化的<公共性>の構築に関する学際的研究グループ」
  • 研究会趣旨:

「映画=表象の政治性」、これは何度も語られてきた主題のように思われる。これまで光彩を放つ多くの論者たちが、表象されたものと表象されなかったもの、 両者の亀裂、覆い隠された亀裂からあふれ出す力=権力という観点で、この主題を語り続けてきた。実際、記号論や装置論、ジェンダー論やカルチュラル・スタディーズによるアプローチが、映画メディアと政治性の関係について一定の成果を果たして来たし、その後の初期映画研究やメディア論、イメージ人類学の分野でもまた、豊潤な議論が重ねられている。では、こうした諸議論を踏まえた現在、我々は「映画=表象の政治性」を語ることができるのか、またはできないのか。あるいは、主題それ自体を問いただすことができるとすれば、それはどのようにして可能になるのか。本研究会は、このような視座から「映画=表象の政治性」について様々に議論していくことを目的とする。

  • 発表者(あいうえお順):

池川玲子実践女子大学他非常勤講師)
岡本源太(京都造形芸術大学非常勤講師)
篠木涼(日本学術振興会特別研究員)
畑あゆみ(山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局)
土山陽子(フランス国立社会科学高等研究院博士課程)
洞ヶ瀬真人(名古屋大学・HYI客員研究員)
溝渕久美子(中部大学非常勤講師)
山本佐恵(日本大学非常勤講師)