神戸大学芸術学研究室紀要の最新号が刊行されました。
第八号の特集は「脳/美学」というタイトルです。これまでで一番の頁数もさることながら、寄稿者の皆様のおかげで内容も大変おもしろいものになっています。近日中にはダウンロード可能になるかと思いますが、詳細はこちらのHPでご参照ください。
※できました。→DL

美学芸術学論集第八号

  • 論文

長野順子
〈絵のような〉自然から〈自然絵画〉へ
―アレクサンダー・フォン・フンボルトにおける観測/観察/観照―
松谷容作
マンガを語るもう一つの方法
認知心理学を援用した『ドラえもん』分析を通じて―

  • 特集:脳/美学 ―脳科学への感性学的アプローチ

秋吉康晴
脳科学への感性学的アプローチ
井上研
脳画像の認識論と神経美学
門林岳史
美はどこへ行ったのか?―神経美学の批判的系譜学―
唄邦弘
人類の誕生とその進化―人間と動物の境界をめぐって―
岩城覚久/真下武久/堀翔太
脳・メディア・芸術・医療―《光・音・脳》(2010)―

  • 研究ノート

金坂拓
アクト・ド・バレとは何か
―『ピュグマリオン』を題材としたふたつの音楽劇に関する比較考察―

  • ワークショップ報告

富田大介
習慣の原理についての一考察
―「心体操」の理論的基礎付けに向けて―