美学芸術学論集第9号が刊行されました。
近日中にDL可能になるはずですが(なりました!)、送付希望の方はご連絡頂ければお送りします。
特集「身体と同一性」の序文を書かせてもらいました。視聴覚文化論からヴァナキュラー写真論まで、今年も興味深い論文を寄稿して頂いています。どうぞご高覧ください。

美学芸術学論集第9号 目次

  • 論文

カルト・ド・ヴィジット論
――ヴァナキュラー写真の可能性1―― 
前川修 4

  • 特集<身体と同一性>

「身体と同一性」をめぐって 
増田展大 24

イメージの権利
――19 世紀フランスにおける写真の著作権・肖像権―― 
橋本一径 27

録音された声の身体
――人間と機械のあいだから聞こえる声―― 
秋吉康晴 38

遺影と擬写真
――アイコンとインデックスの錯綜―― 
佐藤守弘 54

ブックガイド65

  • 書評

ジャン・ル・ロン・ダランベール
『ラモー氏の原理に基づく音楽理論と実践の基礎』 
金坂拓 68

ジャン=フィリップ・ラモーのアクト・ド・バレ《ピュグマリオン
――ブフォン論争および感覚論との関係をめぐって―― 
金坂拓 73