以下の研究会を開催します。
昨年の脳科学/メディアアートに続き、今年は生命科学/バイオアートがテーマです。
第一線で活躍されるアーティストを講師にお呼びして、貴重なお話を聞ける機会だと思います。
是非、ご参加ください。

グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性公開研究会vol. 2
生命操作の技法= アート、その現在と未来
―生物工学/バイオアート―

ポスターpdf

・講師
岩崎秀雄 |早稲田大学:metaPhorest
「Synthetic Aesthetics:合成生物学を巡る美学」
齋藤帆奈|早稲田大学:metaPhorest
「素材とコンセプト」

・司会
前川修
神戸大学:美学・視覚文化論
・報告・聞き手
増田展大
立命館大学:映像メディア論
岩城覚久
京都精華大学:美学

日時:2016/03/06(sun) 13:30-
会場:神戸大学人文学研究科 B132
主催:科学研究費補助金基盤研究(C)
「グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性」
研究代表者:前川修(神戸大学
※一般の方の来聴も自由です。(参加費・申し込み不要)

プログラム
13:40- 報告:増田展大 「バイオアートのマッピング
14:10- 講演1:岩崎秀雄 「Synthetic Aesthetics」
15:00- 講演2:齋藤帆奈 「素材とコンセプト」
16:00- インタビュー (17:30 終了予定)

関連リンク
metaPhorest


新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


昨年は以下のものを発表しました。
諸々関心が散逸しているようにも思えますが。。
今年はまとまったかたちで発表できるよういっそう精進します。

  • 論考

「微生物のメディア考古学––生物(学)とアニメーション」
『叢書セミオトポス10 音楽が終わる時』、日本記号学会編、新曜社、2015年6月、168-183頁

「平面を走ること––『時をかける少女』の影をめぐって」
ユリイカ臨時増刊号 総特集 細田守の世界』青土社、2015年8月、193-200頁

  • 翻訳

アレクサンダー・ギャロウェイ「プロトコル 脱中心化以降のコントロールはいかに作動するのか」
松谷容作・増田展大訳、北野圭介監訳(同名著書の序文抄訳)
現代思想』、2015年6月号、298-213頁

  • 研究発表

「マンガとヴィークル」
第9回神戸大学芸術学研究会「Still/Motion」/記号学会分科会「運ぶ」ものとしてのヴィークル概念第2回研究会合同研究会、於神戸大学、2015年1月30日

「身体鍛錬の歩き方––20世紀初頭の身体技法とイメージ」
シンポジウム「わざ継承の歴史と現在––身体・記譜・共同体」、於法政大学、2015年9月13日

生命科学をめぐるメディア論的考察––バイオアートを事例として」
第66回美学会全国大会、於早稲田大学、2015年10月11日

「アニメーションの皺––身体造形の比較分析をつうじて」
暨南大学 “全球化时代的日语教育 日本学研究” 国际学术研讨会
グローバル化時代に求められる日本語教育・日本学研究」 、於中国・暨南大学、2015年12月26日

  • その他

聞き手:「グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性」研究会vol.1
感性計測技法=アートの現在と未来:脳工学/ニューロアート、コンピュータテクノロジー/メディアアート
講師:森公一、精山明敏、司会:前川修、聞き手:岩城覚久、増田展大
京都精華大学、2015年2月8日

討議:特集「Still/Motion」
『美学芸術学論集』第11号、神戸大学芸術学研究室編、2015年、70-75頁
登壇者:前川修、渡邉大輔、アレクサンダー・ザルテン、松谷容作、増田展大

書評会:第58回文化社会学研究会「映像メディアの考古学」
評者『メディア考古学』(エルキ・フータモ著・太田純貴編訳、NTT出版、2015年)
太田純貴、大久保遼、松谷容作、増田展大、於早稲田大学、2015年7月25日

レクチャー:「スキャンとプリント––写真の周辺をめぐって」
「写真(をめぐる)言説 – Paradigm Shift –」企画:824 The Third Gallery Aya
藤安淳、林田新、増田展大、唄邦弘、甲斐義明、調文明、於大阪ドーンセンター、2015年8月29, 30日

今月は以下の会に登壇させて頂きます。
二回目の参加ですが、今回はさらなる異分野交流になりそうで楽しみです。
詳細はこちらから。

シンポジウム「わざ継承の歴史と現在──身体・記譜・共同体」
本シンポジウムでは、伝統芸能、ダンス、スポーツなど、様々なジャンルの専門家がそれぞれの知見を持ち寄って、わざ(身体技法、スキル、達成すべき動き)の継承をめぐる研究や実践の報告と討議をおこないます。歴史のなかで、わざを記録するメディア(記譜法・写真・映像)が発達し、教え手と学び手の間の社会的な関係が変化したときに、それはわざの継承の方法に、ひいてはわざそのもののあり方に、どのような影響を与えるのでしょうか?このような分野横断的な問いからはじまる新たな探求の可能性を提示したいと思います。

開催日:2015 年 9 月 13 日(日) 13 時~18 時
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎 5 階 S505 教室
※入場無料(事前申し込み不要。直接お越しください)

問い合わせ先:野上記念法政大学能楽研究所
〒102-8160 東京都千代田区富士見 2-17-1 TEL : 03-3264-9815 FAX : 03-3264-9607
主催:法政大学能楽研究所共同利用・共同研究拠点公募型共同研究
「現代能楽における「型」継承の動態把握──比較演劇的視点から」

今月末、以下の会に登壇させて頂きます。
詳細や申込はコチラから。FBでも更新されています。
私のお話は、スキャナやプリンタも写真(論)のうちで考えてみよう、という内容になる予定です。

http://824syashin.blogspot.jp/

「写真(をめぐる)言説 - PARADIGM SHIFT - 」というタイトルのもと、5名の講師による集中講義を行います。
 ポストモダニズムが終焉したと囁かれた10数年前に、ちょうど写真界でも急速にデジタル化の波が始まりました。そして現在では写真と現代アートとの垣根もなくなりつつあり、多種多様な表現が写真界でも生まれてきています。その中で写真に対するディスクールにも変化が起き始め、写真に関わる者にとって激動の時代が到来しているように感じます。
 そこで、今一度改めてしっかりと「写真」について考える「場」が僕らには必要ではないかと思い、普段は僕ら写真家と意外に交流の少ない、特に同世代の写真研究者の方たちをお呼びして「写真」について語る「場」を設けることにしました。これまでの歴史を踏まえつつ新しいキーワードも盛り込みながら、「過去、現在、そしてこれからの写真」についてのお話を伺いたいと思います。

  • 日時|2015年8月29日(土)30日(日)10:30-16:30
  • 講師|林田 新、増田 展大、唄 邦弘、甲斐 義明、調 文明
  • 会場|ドーンセンター5F セミナー室(大阪府大阪市中央区大手前1-3-49)
  • 8月29日(土) 定員40名(要申込)

⑴10:30 - 12:00 「写真と記録」講師:林田 新
⑵13:00 - 14:30 「スキャンとプリントー写真の周辺をめぐって」講師:増田 展大
⑶15:00 - 16:30 「写真×ワイセツ」講師:唄 邦弘

  • 8月30日(日) 定員40名(要申込)

⑷10:30 - 12:00 「キャンディッド・フォトと肖像権』講師:甲斐 義明
⑸13:00 - 14:30 「現代アイドル写真論」講師:調 文明
⑹15:00 - 16:30 「座談会」講師全員によるトークイベン卜を開催致します。

  • 受講料|1 日のみ参加= 3,500 円(税込)2 日間参加= 6,000 円(税込)

当日受付にてお支払いください。

第58回文化社会学研究会「映像メディアの考古学」
日時:7/25(土)

  • 第一部:「幻燈展」見学会

集合場所:早稲田大学演劇博物館(本館入口前にお集まりください)
集合時間:12:30
12:45分ごろから展示見学をガイド付きで、1時間程度の予定です。

  • 第二部:書評会 

開始時間:14:20〜
開催場所:早稲田大学戸山キャンパス33号館2階231教室
14:30〜『メディア考古学』書評
(エルキ・フータモ著、太田純貴訳、NTT出版、2015年)
書評者:増田展大氏 応答者:太田純貴氏
16:15〜『映像のアルケオロジー』書評
(大久保遼著、青弓社、2015年)
書評者:松谷容作氏 応答者:大久保遼氏
17:45〜全体討議
(終了予定:19:00)

メディア考古学:過去・現在・未来の対話のために

メディア考古学:過去・現在・未来の対話のために

幻燈スライドの博物誌: プロジェクション・メディアの考古学

幻燈スライドの博物誌: プロジェクション・メディアの考古学

今週末に開催される研究会のお知らせです。

記号学会分科会「運ぶ」ものとしてのヴィークル概念

第3回研究会「ヴィークルと現代の芸術」
日時:2015年7月12日13:00〜
場所:京都大学(吉田キャンパス) 文学部新館第6講義室

  • 【研究発表】

伊藤京平(立命館大学) 「アフォーダンスとは何か」
大崎智史(神戸大学) 「音声の可視化ーートーキー移行期における映像表現の変容をめぐって」

「ヴィークルと現代の芸術」
登壇者:とんぼせんせい(イラストレーター)
須藤絢乃(美術家/フォトグラファー)
司会:加藤隆文(京都大学