業績一覧(2018年度)

年に一度の業績報告の場と化していますが…、2018年度のお仕事一覧です。 著書 増田展大「スクリーンの消滅──バイオアート/テクノロジーの歴史を事例に」『スクリーン・スタディーズ デジタル時代の映像/メディア経験』光岡寿郎・大久保遼編、東京大学出版…

業績一覧(2017年度)

新年度も始まり慌ただしいですが、昨年度(2017)の仕事一覧です。 論考 "Gravity and the Moving Images in the 19th Century", Proceedings of ICA 2016 "Aesthetics and Mass Culture", The Korean Society of Aesthetics, 2017, pp. 355-359. 「レシート…

19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?

拙著の刊行記念イベントが開催されます。詳細は以下の通りです。 どうぞよろしくお願いします。 増田展大『科学者の網膜』出版記念トーク 「19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?」 佐藤守弘×門林岳史×増田展大 日時 2017年5月13日(土)16:00スター…

『科学者の網膜』関連動画

拙著は写真を中心としていますが、いくつかの初期映画にも触れています。それ以外に珍しい技術も多いため、現在上がっている関連動画を以下にまとめました。 序論 『カドール岩の謎』(レオンス・ペレ、1913) *本書で分析した「映画治療」の場面は、23分頃…

青弓社の視覚文化叢書シリーズから、以下の拙著が出版されます。 視覚文化叢書 5 科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論:1880−1910 増田 展大 著19世紀末から20世紀初頭のフランスで、名もなき人々の身体を測定するために写真を中心とする映像技術を駆使した…

今週末に開催される研究会のお知らせを頂いたので掲載します。 いつもとは切り口の異なるテーマですが、中国からのゲストも迎えて大変楽しみな内容です。 「妖怪VSゾンビ −−人間ならざるモノとのコミュニケーションにおける表象」【日時・場所】 2017年2月11…

急になりますが、1月21日(土)に開催される講演会のお知らせです。 メディア、バイオ・アートに続いて今回は「スペース(宇宙)」をトピックとして、『知覚の正体』の著者である古賀一男さんにお話を伺います。 知覚の正体---どこまでが知覚でどこからが創…

インターネットアートの作家、渡邉朋也さんの個展に企画協力として参加しました。 関連イベントも大変楽しみです。 渡邉朋也個展「信頼と実績」 期間:2017年1月7日〜1月29日 場所:ARTZONE URL:http://artzone.jp/ 作家経歴 渡邉 朋也 WATANABE Tomoya 198…

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。旧年中は他の領域の方々とも交流させて頂く機会が増え、どうもありがとうございました。ここは本当にぼちぼちと更新しているのですが、ひとまず昨年の仕事をまとめました。本年も少しず…

私が参加している科研費の研究グループで、昨年度の報告書のようなものを作成しました。今回、私はおもにデザインなどにかかわっただけなのですが、以下に目次を掲載します。冊子の送付希望の方はご連絡ください。 Contents 1. Introduction 『Poi』創刊によ…

ソウルで開催された国際美学会で「19世紀における重力と映像」と題した発表を終えました。 最近の宇宙映画や特殊効果に顕著な重力からの解放、またはデジタル機器による方向感覚の喪失が、光学玩具の時代から映像技術と観客に本来的に備わっている特性や欲望…

ある研究会で話題になったデジタル化以降の写真論。具体的な内容とマッピングはこちらの論文を参照するとして、2010年代前後のデジタル写真論には監視や認証、測定や医療といった個別の観点からアプローチするのがいいかもしれないということに。 まず、第二…

先の研究会ではサルターさんの作品(たとえばこちら)を起点としつつ、感性人類学にはじまり科学史や政治経済にいたるまで、濃密な議論が展開しました。 諸感覚のモダリティが、最新のテクノロジーやデヴァイスによって切り詰められている現状にあって、その…

急な告知となりますが、今週末に以下の研究会が開催されます。 メディアアーティストのクリス・サルターさんをお迎えします。ポスター[pdf] サルターさんのお仕事はこちらから。 グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性 公開研究会vol.…

以下の研究会を開催します。 昨年の脳科学/メディアアートに続き、今年は生命科学/バイオアートがテーマです。 第一線で活躍されるアーティストを講師にお呼びして、貴重なお話を聞ける機会だと思います。 是非、ご参加ください。 グローバル・アート・イ…

新年あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 昨年は以下のものを発表しました。 諸々関心が散逸しているようにも思えますが。。 今年はまとまったかたちで発表できるよういっそう精進…

今月は以下の会に登壇させて頂きます。 二回目の参加ですが、今回はさらなる異分野交流になりそうで楽しみです。 詳細はこちらから。 シンポジウム「わざ継承の歴史と現在──身体・記譜・共同体」 本シンポジウムでは、伝統芸能、ダンス、スポーツなど、様々…

今月末、以下の会に登壇させて頂きます。 詳細や申込はコチラから。FBでも更新されています。 私のお話は、スキャナやプリンタも写真(論)のうちで考えてみよう、という内容になる予定です。 「写真(をめぐる)言説 - PARADIGM SHIFT - 」というタイトルの…

第58回文化社会学研究会「映像メディアの考古学」 日時:7/25(土) 第一部:「幻燈展」見学会 集合場所:早稲田大学演劇博物館(本館入口前にお集まりください) 集合時間:12:30 12:45分ごろから展示見学をガイド付きで、1時間程度の予定です。 第二部:…

【再掲】今月末に開催される研究会のお知らせです。 どうぞよろしくお願いします。

今週末に開催される研究会のお知らせです。 記号学会分科会「運ぶ」ものとしてのヴィークル概念 第3回研究会「ヴィークルと現代の芸術」 日時:2015年7月12日13:00〜 場所:京都大学(吉田キャンパス) 文学部新館第6講義室 【研究発表】 伊藤京平(立命館大学)…

第58回文化社会学研究会「映像メディアの考古学」 日時:7/25(土) 第一部:「幻燈展」見学会 集合場所:早稲田大学演劇博物館(本館入口前にお集まりください) 集合時間:12:30 12:45分ごろから展示見学をガイド付きで、1時間程度の予定です。 第二部:…

今月末に開催される研究会のお知らせです。

Les Presses du réelのニューズレター情報より Exhibited Cinema – Exhibiting artists’ films, video art and moving image Le sujet digital À perte de vue – Les nouveaux paradigmes du visuel Penser l’image Volume 2 – Anthropologies du visuel Fri…

「グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性」研究会vol. 1

感性計測技法= アートの現在と未来 脳工学/ニューロアート、コンピュータテクノロジー/メディアアート ⚫︎講師: 森公一(同志社女子大学教授:メディアアート) 精山明敏(京都大学教授:医学・脳科学) ⚫︎司会: 前川修(神戸大学:美学・視覚文化論) ⚫︎…

第9回神戸大学芸術学研究会/日本記号学会分科会「運ぶものとしてのヴィークル概念」第2回研究会

Still/ Motion ⚫︎日時・場所 時間:2015年1月31日(土)13時~18時(聴講無料・来聴自由) 場所:神戸大学 文学部B棟1階 132号教室(視聴覚室) 主催:神戸大学芸術学研究会、日本記号学会⚫︎主旨 イメージを「静止」と「運動」という側面から考えてみよう。…

以下、二つの研究会に登壇します。どうぞよろしくお願いします。

Pierre Cassou-Noguès / Lire le cerveau: Neuro/science/fiction Pierre Cassou-Noguès / Les rêves cybernétiques de Norbert Wiener Pierre Cassou-Noguès / La mélodie du tic-tac et autres bonnes raisons de perdre son tempsStéphane Vial / L'être …

その3

少し遅くなりましたが、早稲田大学映画学研究会の雑誌『映画学』27号に書評文を書かせて頂きました。 他の論文や特集など、大変興味深い内容になっていますので以下、目次をあげておきます。 ・論文 大内啓輔「リヴェット的反復――『セリーヌとジュリーは舟で…

その2

5月17日、以下のトークショーを三条、MediaShopにて開催します。 『マンガと映画 コマと時間の理論』の著者、三輪健太朗さんをお招きし、様々な分野の方に登壇して頂く予定です。どうぞよろしくお願いします。 三輪健太朗著『マンガと映画 コマと時間の理論…