2016-01-01から1年間の記事一覧

私が参加している科研費の研究グループで、昨年度の報告書のようなものを作成しました。今回、私はおもにデザインなどにかかわっただけなのですが、以下に目次を掲載します。冊子の送付希望の方はご連絡ください。 Contents 1. Introduction 『Poi』創刊によ…

ソウルで開催された国際美学会で「19世紀における重力と映像」と題した発表を終えました。 最近の宇宙映画や特殊効果に顕著な重力からの解放、またはデジタル機器による方向感覚の喪失が、光学玩具の時代から映像技術と観客に本来的に備わっている特性や欲望…

ある研究会で話題になったデジタル化以降の写真論。具体的な内容とマッピングはこちらの論文を参照するとして、2010年代前後のデジタル写真論には監視や認証、測定や医療といった個別の観点からアプローチするのがいいかもしれないということに。 まず、第二…

先の研究会ではサルターさんの作品(たとえばこちら)を起点としつつ、感性人類学にはじまり科学史や政治経済にいたるまで、濃密な議論が展開しました。 諸感覚のモダリティが、最新のテクノロジーやデヴァイスによって切り詰められている現状にあって、その…

急な告知となりますが、今週末に以下の研究会が開催されます。 メディアアーティストのクリス・サルターさんをお迎えします。ポスター[pdf] サルターさんのお仕事はこちらから。 グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性 公開研究会vol.…

以下の研究会を開催します。 昨年の脳科学/メディアアートに続き、今年は生命科学/バイオアートがテーマです。 第一線で活躍されるアーティストを講師にお呼びして、貴重なお話を聞ける機会だと思います。 是非、ご参加ください。 グローバル・アート・イ…

新年あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 昨年は以下のものを発表しました。 諸々関心が散逸しているようにも思えますが。。 今年はまとまったかたちで発表できるよういっそう精進…