Duboisの続きが読みたくなり、今日大学でコピーした本。買い物カゴに入れようか迷う。

Cinéma et dernières technologies
1998年なのでもはや「最新」でもないが、Duboisとスティグレール、Dominique Chateauなどが、映画と後の映像技術、テレビ=ビデオなどとの関係を論じている。ということで、表紙は人類初の月面の一歩なのだが…、最近はこういうメタファーも見なくなった気がする。目次
Politiques de la photographie du corps
こちらは2007年だけど、もう入手不可能になっている。。9.11とアメリカ兵による残虐写真の事件を中心に据えており、タイトルのとおりだが、参考文献を見る限り最近の写真・イメージ論を踏まえた論集のよう。ここでも、イメージと技術との関係への関心が伺える。
『身体写真の政治学
序論:現在の写真と政治的身体

  1. Soko Phay Vakalis −ルワンダ:Alfred Jaarの宙吊りのイメージ
  2. Pedro-San Gines −神話の構築:毛沢東の写真イメージについて
  3. Mare Tamisier −国際的原理としての写真:Willie Doherty
  4. Daniel Bougnoux −写真、民主的装置?
  5. Bernard Lamizet −出来事における身体の政治的記号学
  6. Christine Buci-Glucksmann −女性性の変身:Orlan, Cindy Shermann, Mariko Mori
  7. Catherine Couanet −女性の親密な身体:Occident Belloc, Maccheroni, Leonard
  8. Rachida Triki −身体の政治的イメージ:親密性の戦略
  9. Christian Gattinoni −政治的身体の翻訳と転移
  10. Mark Sealy −問題の身体、問題のイメージ:Retimi-Fani Kayode
  11. Serge Tisseron −表象における病:大きな隔たり
  12. Julien Verhaege −微視政治的身体の写真に向けて:Andreas Gursky
  13. Louise Merzeau −デジタル写真:記憶の空間
  14. Sandrine Mahieu −写真の政治的身体
  15. Gerard Wormser −感情、停滞、そして集束:イメージの三つの時間

しかし、一番の目当ての論文は違う版だった。また今度。