colloque

今日で最終日、楽しみな面子が並ぶが。 一本目は、オーガナイザーでリーダー本も出しているNicholas Mirzoeffで、発表もおしゃべりも上手な方だった。しかし、少し巻き舌で苦労する。。発表は、"Global Visualities and The New Everyday"というもの。歴史の…

Westminster大学で、視覚文化研究のカンファレンス。初日 最初は、W.J.T.ミッチェルの発表で「Race, media and visual culture」というタイトル。 「人種とはメディウムである」というテーゼを中心に、そこから権力、文化、ジェンダー、種について展開する問…

さて、明日からこれに行ってみる。 http://www.journalofvisualculture.org/2010/05/full-programme-2010-visual-culture-studies-conference%E2%80%A8/ 最新のエントリでは、2008年のインタビューが丸々一冊公開されていた。豪華な面子、以前のOctober誌で…

引き続き、昨日のコロック「芸術の社会史」へ行く。このテーマが今選ばれたこと自体に多少疑問を感じつつ、午後のディスカッションへ行ったが、T.J.クラークら美術史の専門家を中心に、社会学、心理学史(K・クラウスベルク)、科学史(B・ラトゥール)の発…

大衆文化といえば、途中、抜け出して、もうひとつ同時に行われていた「芸術と社会」のコロックへ。こちらはT.J.クラークが司会を務め、仏・独・米の絵画論の著者などが集うようだが、僕が行ったのは、「1930年代のニューヨーク、リアリズム、モダニズム、左…

L'image comme stratégie :des usages du médium photographique dans le surréalisme 担当教官が司会を務めるコロックへ。シュルレアリスム展に合わせて、それにまつわる博士課程の研究発表会のよう。午前から言ったが、頭が回らずフランス語も耳に入らなか…

二日目。板垣鷹穂の写真批評についての発表。写真と俳諧の類似性はメディアとしてよりも、その制度的な側面に顕著だと思うが、ここでも彼のモダニズムへの態度が、プロパガンダに巻き込まれながら、捻れていく様相が浮かび上がる。リュケンさんの発表は、芸…

日本写真史コロックへ。 エステーブさんの発表は、ヨーロッパ以外の欧米で流行したというガラス写真について。ダゲレオタイプばりの親密性をもったメディアであった点が興味深いガラス写真であるが、それがダゲレオタイプの場合と、時差をおいて、どのような…